ゴールデンレトリバー ドッグフードと手づくりゴハンどちらがおすすめ?

犬の祖先 オオカミは肉食です。

犬は人間のそばで暮らし人間から食べ物をもらっていく過程で穀物や野菜なども消化できる酵素を手に入れてきました。そのため現在の犬はほぼ雑食だと考えられています。

もちろん市販のドッグフードもメインは肉を使ったものが主流です。けれど、野菜や穀物をブレンドしたものがあるのはそのためです。

最近は、安全・健康志向の高まりから、手づくりフードを与える飼い主さんも増えています。

ドッグフードと手作りごはんどちらがオススメなのでしょうか。今回は、「ゴールデンレトリバー ドッグフードと手づくりゴハンどちらがおすすめ?」について紹介します。

 

目次

手づくりフード

ではこのことを踏まえて市販のドッグフードと手づくりフードのメリット、デメリットを考えてみましょう。

まずは、手づくりごはんです。

手づくりごはんを与える際には、大切な愛犬のために少し勉強が必要です。人間の健康に良いとされているものでも、犬にとって与えてはいけない危険な食物もたくさんあるからです。

参考:ゴールデンレトリバーに与えてはいけない食べ物 与え過ぎ禁止食は?

次に愛犬に必要なカロリーと栄養素を把握しておきましょう。

自分の愛犬に必要なカロリーがおおよそ把握できれば体調や季節によって、材料や量を変えることができます。その点が手作りフードの最大のメリットです。

参考:ゴールデンレトリバー食事の回数?必要なカロリー数を紹介

反対にデメリットとしては必要なカロリーや栄養素を採れるように素材や量を計算しなくてはならないことです。

ゴールデンレトリバーは、股関節形成不全になりやすい犬種に挙げられています。更に生活習慣病にかかりやすい犬種ともいわれているので特に肥満は大敵です。

年齢、運動量など考慮してしっかりとした食事の管理が必要になってきます。大型犬なので量も食べますので使う材料によってはかなりの手間と費用は覚悟が必要かもしれません。

 

手作りごはんに役立つ書籍

愛犬に手作りごはんを作ってあげたい時、参考になる書籍を紹介します。「愛犬のための食べもの栄養辞典」(須崎動物病院院長須崎恭彦先生著)です。

こちらは、肉や魚はもちろん。季節の野菜や果物まで栄養や効能、ワンポイントアドバイスまで詳しく掲載されています。

食材ごとの参考レシピまで紹介されているので、初めて挑戦する方にもおすすめです。

ドッグフード

では市販のドッグフードはどうでしょう。

特にゴールデンレトリバーは大型犬なので幼年期と成犬になってからの体重差が大きくそれに伴い必要なカロリーや栄養も大きく変わります。

また、年齢によって運動量や代謝も変わるので年齢(ステージ)ごとにフードも分かれています。適量のフードと水だけ与えれば必要な栄養がまかなえるという点が最大のメリットでしょう。

参考:ゴールデンレトリバー老犬の食事 7歳過ぎたら量より質へ

また、体重管理用にカロリーの低いものや食物アレルギーに配慮したものもありますし、固めにできていて歯石の付着を防ぐ効果があるものや、美しい被毛を保つ効果をうたったものなどもあり、味や値段も様々で色々選ぶことができるのもメリットの1つです。

反対にデメリットとしては味が単調で飽きてしまうことがあること。逆にそれしか食べていなかったためにステージが変わりフードを切り替えようと思ってもなかなか食べてくれなくなることもあります。

また、ドッグフードによっては、健康面で心配な原材料が含まれている商品があるので、原材料や添加物の知識があると安心です。

 

ドッグフード選びに役立つ書籍

ゴールデンレトリバーを飼いはじめた際、ドッグフード選びに役に立つのが、ウスキ動物病院院長臼杵新院長監修の「犬にいいものわるいもの」という書籍です。

こちらは、実際によく目にする市販の「ドックフード」や「おやつ」「ドッグ用品」などを◎◯△✕で評価しています。ドッグフードの原材料の中でなにが健康に害を及ぼす恐れがあるのか、原材料表示のどこに注意したらいいのかが分かります。

掲載されている商品ならそのまま使えますし、掲載されていない商品でも原材料の評価を参考にすれば、自分でドッグフードを選ぶ際、簡単に評価することができます。なので1冊持っているとかなり役立つと思います。

まとめ

ここまででそれぞれのフードのメリット デメリットを考えてみました。

では本題のどちらがおすすめかという点に戻りましょう。

私個人の意見としては、基本は市販のフードがおすすめです。

特にドライフードは保管や管理がしやすいので初めて犬を飼う人でも簡単に使えます。

ですが、手づくりのフードも良い点がたくさんあるのでメインに市販のドッグフードを与えるとしても、おやつやトッピング、ご褒美や特別な時などに手づくりするのはいかがでしょうか。

 

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