ゴールデンレトリバーの子犬を外飼いに移す時期と注意点
ゴールデンレトリバーを飼育する際に、外で飼いたいと思っている飼い主さんがいらっしゃると思います。
子犬を室内から室外へ切り替える時期はいつごろがいいのでしょうか?また、室外飼育に移行する際、どういった点に注意すればいいのでしょうか?
今回は、ゴールデンレトリバーの子犬を外飼いに移す時期と注意点を紹介します。
目次
室内から室外への移行時期
ゴールデンレトリバーを外で飼いたい場合でも、子犬が家に来た直後は免疫力が低く、まだ十分に感染症などに対抗する力を持たないので、しばらくの間は室内で飼う必要があります。
少なくてもワクチン接種が終わってから外で飼うようにしましょう。
また、ワクチン接種以外にも、室外飼育に移す前にフィラリアやノミ、ダニなどの予防を済ませておく必要があります。
室外飼育の注意点
ゴールデンレトリバーは人が大好きです。頭もよく従順でとても飼いやすい犬種といえます。
けれど、長所は短所と言われるように、その特徴を知った上で飼育しないと、思わぬトラブルやこんな筈ではとガッカリしてしまうことがあるかも知れません。
飼う準備と留意点
ゴールデンレトリバーは、見知らぬ人にも友好的で誰にでも愛想を振りまきます。番犬を飼いたい方は、ゴールデンレトリバー以外の犬種を検討した方がいいです。
番犬として活躍する事は望めないと思っていて下さい。
また、ゴールデンレトリバーは人気犬種で人懐っこいので、外に逃げ出すと戻ってこない可能性があります。
これはもう15年以上前の話ですが、成犬のゴールデンレトリバーが迷い犬で役所に保護されたことがありました。飼い主さんが現れず、殺処分がかわいそうだったので家に引き取きとることにしました。
成犬なので多少不安もありましたが、私や家族にもすぐ慣れ、これなら飼っても平気だと思ったのです。
幸いとなり町で散歩中にハグレたという飼い主さんが現れ、無事返すことができましたが、そのままなら、迷わず最後まで飼い続けたと思います。
なので、室外飼育する場合には、逃げ出したり盗難に合わないための犬小屋、ケージを事前に用意することを忘れないで下さいね。
外で飼う場合の注意点
ゴールデンレトリバーは、好奇心旺盛な犬種なので興味があるものを追いかけたりします。運動神経もいいので、その気になれば家庭用の塀なら簡単に上ってしまいます。ご自宅にフェンスや塀があっても放し飼いにせず、小屋に入れたり繋いでおくなど逸走対策を徹底しましょう。
ゴールデンレトリバーの生活環境に壊されては困るもの、化学製品や植物などを置かないようにしましょう。ゴールデンレトリバーはとてもヤンチャです。また、興味があるものは何でも口に入れてしまいます。
壊されると困るものや危険なものは排除しておくようにしましょう。
夏場の注意点
ゴールデンレトリバーはダブル・コートを持つ寒さに強い犬種です。けれど、暑さは苦手です。
ですから、夏場の日影は必須といえます。太陽の位置に関係なく日陰で休める場所を確保してあげましょう。また、常に新鮮な水が飲めるようにしておくことも忘れないで下さいね。
まとめ
ゴールデンレトリバーは基本的に室外飼育には向かない犬種です。
室外飼育をする場合にはゴールデンレトリバーが快適に過ごせるように工夫することは飼い主の責任です。
また、人との関わり合いは不可欠です。飼い主さんや家族が率先してスキンシップを取らないとストレスを溜め込んでしまいます。できるだけ沢山触れ合う時間を確保してあげましょう。
そして、なにより盗難や逸走にはくれぐれも注意してください!
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