ゴールデンレトリバーの購入　入手先のメリット・デメリット

ゴールデンレトリバーを家で飼うには、主にペットショップ・ブリーダー・譲渡会から入手する方法があります。

この3つの方法には、それぞれメリット・デメリットがあります。今回は、それぞれのメリット・デメリットについて紹介していきます。

 

ペットショップを利用する場合

現在日本で最もメジャーな方法が、ペットショップからゴールデンレトリバーを家に迎える方法でしょう。

ペットショップは家から近くにあることが多く、気軽に店内に入り、見て選ぶことができます。

ゴールデンレトリバーのような人気犬種であれば、小さいペットショップで、生体がいなくてもお願いすれば取り寄せてくれる所が多いでしょう。

ペットショップのメリット

ペットショップのメリットとしては、前述のように、近場にあるので購入することが容易です。

また、犬用のグッズなども販売しているので、飼育する際に必要なものを一緒に購入する事ができ便利です。

ペットショップのデメリット

ペットショップにはデメリットは大きく２点挙げられます。

• 1つは目は、メリットで挙げた家から近いことに関係します。

ペットショップは家から近いために、気軽に・衝動的に購入してしまう可能性があるのです。勿論、衝動的に家に迎えたとしても最期まで責任をもって飼育できるのであれば構いません。

しかし、衝動的に購入してしまった人が、飽きて遺棄したり、保健所に持ち込む事例があります。このような事態は絶対に避けましょう。

• ２点目として、衛生管理の悪いペットショップがあることです。

衛生管理が悪いペットショップで、施設内感染が発生した例があります。家に迎えてすぐに動物病院のお世話になってしまうのは可哀想です。購入先のペットショップの評判などは事前によく調べておきましょう。

ブリーダーから入手する場合

ブリーダーとは、特定の犬種に対して豊富な知識を有し、その知識を用いてブリーディングをしている人です。知り合いなどで、自分が飼っている犬を繁殖させる場合もこの中に含まれます。

ブリーダーのメリット

ブリーダーからゴールデンレトリバーを迎えるメリットは、大きく２点あります。

• １点目･･･ブリーダーはその犬種に対して知識量が豊富なため、きめ細かな相談をすることができ、初心者でも安心して飼育できる点です。
• ２点目･･･子犬の状態だけでなく、親犬の状態や飼育環境を実施に見ることができる点です。

ブリーダーのデメリット

デメリットは、ブリーダーが近場にいない場合が多い点と、中に悪質な業者が存在する点です。

悪質な業者の特徴を以下に示します。このような業者は選択しないようにしましょう。

・親犬や飼育環境を見る事ができない

・人気犬種を劣悪な環境で産めるだけ産ませて、お金を稼いでいる

 

譲渡会で入手する場合

譲渡会は動物愛護団体や保健所が開催しているものです。日本ではまだあまり普及しているとはいえせん。

しかし、少しでも犬の命を救おうとして活動している人たちが開催しているものですので、その考えや犬との相性が合う方は是非利用を検討しましょう。

譲渡会のメリット

譲渡会のメリットとしては、参加している団体のスタッフが犬の性格などについてよくわかっているので、譲渡をされる際に詳しく話を聞ける点です。

譲渡会のデメリット

人によっては、以下の３点をデメリットと捉える人がいるかも知れません。

• １点目･･･譲渡会にいる犬は成犬が多いので、子犬から育てたいと思っている人には不向きかもしれません。
• ２点目･･･譲渡会を開催している団体が、譲渡の際に、飼い主に対して審査を行うため、譲渡してもらえない場合がある点です。
• ３点目･･･譲渡会に参加する犬の多くが、1度は人間に裏切られた犬たちであることです。そのため、中には臆病な犬や神経質な犬、心を開いてくれない犬もいます。

これらをデメリットと感じない方は、譲渡会に積極的に参加してみるといいでしょう。

まとめ

ゴールデンレトリバーを入手する方法としては、主にこのような方法があります。いずれの方法で入手しても、飼い主になるには、最後まで面倒見るという決意が必要です。

正直ゴールデンレトリバーを飼うのは、大変な部分が多々あります。しかし、それ以上の喜びや癒やしを与えてくれます。

どこから入手するかは飼い主さん次第です。飼う前に家族で相談してご家庭にあった方法で入手先を選ぶようにしましょう。