ゴールデンレトリバーの寿命は?長寿化の理由とは?

ゴールデンレトリバーを家族に迎えるにあたって、いつか訪れる最後の日を考えることもあるでしょう。

ここではゴールデンレトリバーの寿命についてご説明させていただきます。

 

目次

ゴールデンレトリバーの平均的な寿命

ゴールンデンレトリバーの平均的な寿命は10年前後です。あまりにも短いと感じる年数ですが、この年数はここ15年程で相当伸びた結果でもあります。

日本に大型犬ブームが起き、ゴールデンレトリバーの飼育数が最も多かったころの平均寿命は、7,8年と言われていました。10歳を超える事は奇跡に近いとさえ言われたものです。

長寿化の理由

しかしここ最近では、ドッグフードは高品質化され安全で良質な食生活を送ることができるようになりました。

医療も発達しています。高度な治療が可能になり、病気を発症しても手術を受け、元気な生活を取り戻すことができるようにもなっています。

屋外での生活が当たり前とされていた大型犬が、室内で生活できるようになったことも寿命が大きく伸びた理由です。

長寿化の問題点

しかし長寿化した事でこれまでになかった問題も増えています。

 

  • 高齢になり足腰が弱り寝たきりになってしまった
  • 食事の介助が必要になった
  • 医療費がかさんでしまうなどです。

 

ゴールデンレトリバーと過ごせる時間は短く限られた時間ではありますが、きっと素晴らしいと思えることでしょう。

参考:ゴールデンレトリバーの長寿化で起こる問題や課題

 

ゴールデンレトリバーに多い病気

ゴールデンレトリバーが抱える病気のトップは癌などの内臓疾患の病気と骨格の病気です。

癌は先天的な要因、食事に含まれる添加物など様々な原因があり現在の医療ではその原因を突き止め、完全に予防することはできません。

そのため家族がしてあげられることは、シニア期を迎えたら定期的に健康診断を受診し、病気の早期発見、早期治療を心掛けてあげることです。

またゴールデンレトリバーは先天的に股関節の骨格に不調を抱えていることも少なくありません。高齢になり筋力が低下することで不調が進み、歩行や立ち上がりが困難になることもあります。

手術という大掛かりな対処法もありますが、まずは日々十分な運動をさせ、できる限り筋力の維持を継続することが大切です。

 

 

イギリス系、アメリカ系2種類のゴールデンレトリバーの寿命

ゴールデンレトリバーには原産国であるイギリスの血統を受け継ぐ細身でスマートなイギリス系と丸顔で被毛の色が濃く丸みを帯びた体形のアメリカ系がいます。

この2種はいずれも同じゴールデンレトリバーです。

血統のタイプの違いはあってもいずれかが寿命が長いという明確な違いはありません。健康で長生きをするためには、日々の食事と運動の管理が何よりの基本と言えるでしょう。

 

まとめ

残念ながらゴールデンレトリバーは人間より遥かに短い時間しか生きられません。ゴールデンレトリバーを家族に迎えるにあたって、何時かは別れの日がくることを知っておかなければなりません。

家族として、飼い主としてとても悲しく辛いことですが、最後まで愛情と責任を持って接していくことが大切ですね。

 

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