ゴールデンレトリバー入手後のトラブルを防ぐための注意点
ペットショップ、ブリーダー、譲渡会といった方法によってゴールデンレトリバーを家に迎えた後にトラブルが発生する事も少なくありません。
トラブルを防ぐためには注意すべきいくつかのポイントがあります。
今回は、ゴールデンレトリバー入手後のトラブルを防ぐための注意点について紹介していきたいと思います。
目次
ペットショップにおける注意点
ペットショップでゴールデンレトリバーを入手する場合には、悪いペットショップを避け、良いペットショップを利用するようにしましょう。
以下にペットショップの良し悪しを見分ける方法をいくつか紹介します。
悪いペットショップの見分け方として、簡単に子犬を抱っこさせるところは避けるという方法があります。これは、衝動的に買わせようとしている可能性が高いからです。
子犬は成犬とは違って弱い存在です。抱っこをさせるだけでも免疫が低下し、その結果、感染症などに罹患しやすくなってしまいます。
ストレスも免疫を低下させる原因になる
人側にとっては1度の抱っこでも、子犬側からすると1日に何度も抱っこをされます。これはどんなに人が大好きといわれるゴールデンレトリバーの子犬であっても大きなストレスになってしまいます。
また、人が知らず知らずに持っている細菌やウイルスを子犬に感染させてしまう危険性もあります。
逆に、良いペットショップでは、抱っこをさせる前に除菌スプレーを使用したり、ショーケースの内外をきれいにしたりと衛生面に気を使っているところが多く見られます。
いいブリーダーの選び方
ブリーダーは特定の犬種に対して深い知識と経験を有する犬のプロフェッショナルといえます。
ですが、人気が出た犬種を利益目的でブリーディングしているような悪質なブリーダーも存在します。中には1年に何回も妊娠と出産を劣悪な環境で行っているようなブリーダーもいます。
このような悪質なブリーダーを選んでしまわないための方法が2つあります。
1つ目として、ゴールデンレトリバーの原産国や性格、歴史、特徴、飼育時の注意点、かかりやすい疾患などの質問に対し、返答が無かったり、返答が不十分なブリーダーは避けることです。
これは、冒頭で挙げたような悪質なブリーダーは、その犬種に関しての知識が乏しいことが多いためです。
2つ目として、ブリーダーの犬舎内を見学し、子犬の両親や飼育環境を確認することです。
見学させることができないと返答された場合は、見せることができない状況があるということなので、選ばないようにしましょう。
譲渡会での注意点
譲渡会で家に迎えるゴールデンレトリバーを決める場合には、良い情報だけでなく、ネガティブな情報についてもしっかりと説明されるかを確認しましょう。
どんなゴールデンレトリバーでもネガティブな情報はあります。
そのことには触れずに譲渡をしようとするところは避けるようにします。
譲渡会にいる犬は一度は人に飼育され、遺棄された犬です。つまり、何か問題があって遺棄された可能性もあります。
もちろん、犬自体に問題がなく飼い主の事情による場合もありますが、ネガティブな情報を隠して、その犬を勧めてくるようなところから譲り受けるのは避けた方がいいといえます。
犬を飼いだして初めてネガティブな点に気づいた、という事態を避けるためにも、譲り受ける前に気になる情報は全て明らかにするようにしましょう。
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